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【体験談】未経験からエンジニア転職!かかった投資(お金・時間)

未経験からエンジニア転職するまでの投資(お金・時間)【体験談】

プログラミング学習者の9割が挫折すると言われる中で、不安を抱えながらエンジニアを目指している方も多いのではないでしょうか。

私もそんな一人でした。

何とか無事にエンジニアになることができましたが、それは「どうしたら挫折せずにエンジニアになれるか?」を考え、お金を惜しまず使ってきたからだと思っています。

エンジニアになるためのお金は、未来への投資です。

というわけで今回は「未経験がエンジニア転職するまでの投資」という切り口で、エンジニアになるまでの過程を振り返ってみたいと思います。

筆者(こうだい)

私のリアルな体験談をお届けします!
本記事の内容
  • 未経験からエンジニアになるために必要だったもの
  • それぞれの具体的な金額

なぜエンジニアを目指そうと思ったか

まず簡単に、私がエンジニアを目指そうと思った経緯についてお話します。

新卒で大手メーカーに入った私は、徐々に以下のことを感じるようになりました。

・仕事が同じことの繰り返し、成長を実感できない日々

・身に付くスキルがその会社でしか通用しなさそう

・どれだけ頑張っても上がらない給与

同じ想いを抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

私は将来に不安を覚えるようになり、どうしようかと悩む中でWebエンジニアという職を知りました。

Webエンジニアは以下の点が魅力に感じました。

・手に職をつけられる(どこへ行っても必要とされる)

・スキルに応じて上がる給与・単価

・働く場所や時間に縛られない

これらの理由から「エンジニアになるぞ!」と思ったはいいものの、大きな不安が2つありました。それは、

・プログラミング未経験の自分が、学習を継続できるのか?

・そもそも未経験からエンジニアになることは可能なのか?

という点です。

結果的には、プログラミング学習を継続することができ、未経験からエンジニアになることができました

ただこのような不安があったからこそ、エンジニアになるための投資は積極的に行なってきました

未経験からエンジニアを目指す人がお金を投資すべき理由

エンジニアの目指し方には、大きく2つの方法があると思います。

  1. なるべくお金をかけない
  2. お金をガンガン投資する

どちらを選んでも、エンジニアになることは可能です。実際、「独学でほとんどお金をかけずにエンジニアになりました!」という人も見かけます。

「できることならお金をかけずにエンジニアになりたい」という気持ちはわかりますが、私が言いたいのは確かにお金をかけなくてもエンジニアになれる。ただ、挫折する可能性は高くなる」ということです。

お金をかけないことのデメリットは下記です。

・良質な情報が得られず、非効率な学習方法になる

・非効率なため長期戦になったり、つまづいた時に聞ける人がいないなどの理由から挫折しやすくなる

筆者(こうだい)

お金をケチった結果、挫折してしまったら意味がないですよね…

私がなぜ積極的にお金を投資したかというと、

挫折することなく確実にエンジニアになりたい

と思ったからです。

私は自身の経験から、使うべきところにしっかりとお金を使えば、挫折するリスクはかなり低減できると考えています。

ここがポイント!
未経験からエンジニアを目指す人がお金を投資すべき理由は、
挫折の可能性を減らし、エンジニアになる確度を上げるため

実際に投資したもの

ここからは、私が実際に何に投資をしてきたかを見ていきます。

最初に投資の合計金額を公表すると、私は約65万円かけてエンジニアになりました。

筆者(こうだい)

4ヶ月間は仕事を辞めて勉強と転職活動に集中していたので、そこで得られたはずの給与を入れればもっと多くなりますが…そこは一旦置いておきます(笑)

良質な情報(計0.2万円)

これは金額こそ小さいですが、重要です。

エンジニアを目指すことを決めたら、まずは情報収集しましょう。

どんなエンジニアになりたいのか。それには何をしたらいいのか。

無料で得られる情報も多々ありますが、個人的なオススメは実際にエンジニアに転職した方の体験談noteです。

MEMO
note:文章投稿サービス。投稿者が有料/無料設定、価格設定などを行える

私は1,000円ほどの転職体験談noteを2つ購入し、それを読むことで「転職に必要なこと」や「転職までの流れ」をイメージしました。

エンジニア転職に何が必要かを知るには、やはり実際にそれを体験した先人の知見を借りるのが一番です。

これを最初にしたおかげで、エンジニアになるまでの道筋を決めることができました。

学習道具(計22.8万円)

次に学習道具を揃えましょう。22.8万円の内訳はこちら。

・Macbook Air 13 inch:20万円
Progate(1ヶ月):0.1万円
ドットインストール(1ヶ月):0.1万円
Udemy0.6万円(0.2 × 3講座)
・技術書:2万円
MEMO
Progate / ドットインストール:オンライン学習サイト
Udemy:学習動画サイト

Macbook

これはエンジニアを目指す上では必須と思った方が良いです。

それは以下の理由からです。

・エンジニアの職場ではMacを使うことが多い

・ググって出てくる情報も、Mac前提であることが多い(Windows向けの情報が探しにくい)

・Macbookを持っていることを条件とするプログラミングスクールも多い

たまに「Windowsパソコンではダメですか?」と聞かれたりしますが、正直Windowsのメリットがなく、デメリットしかありません。

ここは必要な投資と割り切って、Macへ移行しましょう。

私も完全にWindows派でしたが、思い切ってMacに変えました。

教材

オンライン学習サイトや技術書などは、必要に応じてどんどん活用していきましょう。

・Progate / ドットインストール

月額課金制のオンライン学習サイトです。プログラミング学習はまずここから始めるのがオススメ。

どちらも月額1,000円未満で使うことができるので、1ヶ月以内で一気に学習を進めてしまえばコスパよく利用できます。

・Udemy

動画講座を購入し、視聴することができます。

わかりやすい動画も多々あり、少し難しめの技術を学ぶ際に重宝します。頻繁にセールがあるので、その時に買うとお得です。

・技術書

2千〜3千円しますが、一度買えばずっと使えます。私も実務に入った今でも使っています。

学習環境(計42万円)

ここが一番額が大きいです。42万円の内訳はこちら。

・プログラミングスクール:32万円

・カフェ:10万円

オンラインスクール+カフェに身を置くことで、学習せざるを得ない環境を作ってました。

モチベーションは当てにならないので、いかに集中できる学習環境を作れるかがポイントです。

プログラミングスクール

私の考えるスクールのメリットはこちらです。

スクールのメリット
  • つまづいた時にメンターに質問できる
  • エンジニアを目指す仲間と共に学習することで、モチベーションを保ちやすい
  • コードレビューを通して実践的な力が身につく

プログラミング学習に挫折する一番の理由は、「エラーが出ていつまで経っても解決できない」という事態に陥るからだと思います。独学だとこれが起きやすいです。

そんな時メンターがいれば、質問することでつまづきを解消することができます。プログラミング学習していれば必ずつまづくことはあるので、聞ける環境に身を置くことが大切です。

また、共に頑張る仲間の存在も大きいです。これは受験勉強でも部活でもそうだと思いますが、一人で頑張るより仲間と頑張った方が続けやすいものです。

さらに、コードレビューしてもらうことで実践的な力が身につくことも重要です(スクールのレベルによります)。レビューしてもらうことで身に付く力は、独学では得難いものがあります。

ちなみに私はポテパンキャンプというスクールを受講していました。

とても良質なスクールで、Daiさん(@never_be_a_pm)もオススメしています。

参考:現場よりも厳しいプログラミングスクール?ポテパンキャンプの5人の卒業生に徹底インタビュー!【PR】

ポテパンキャンプに関する情報を解説しているので、気になる方は参考にしてみてください。

ポテパンキャンプ(POTEPAN CAMP)の特徴や評判まとめ

筆者(こうだい)

スクールはたくさんありますので、自分にあった形式のものを探しましょう。できれば現役エンジニアがメンターをやっているところがオススメです。

カフェ or コワーキングスペース

私はスクールが完全オンラインだったので、一人で集中して学習するための環境にもお金を投資してきました。

まず、家はオススメしません。ついついだらけてしまいます。

時間や学習範囲を決めて、カフェやコワーキングスペースに篭るのがオススメです。

私は最初は安いカフェに行っていましたが、「人が密で周りが気になる」「トイレが混む」など集中を削がれることもありました。せっかくカフェに行っても、集中できないのであれば意味がありません。

そこで徐々に高めのカフェへシフトしていきました。落ち着いた雰囲気なので高い集中力を保って学習できますし、コーヒー1杯500円とかお金を払っていると「やらねば」という心理が働きます(笑)

その結果、「塵も積もれば山となる」でカフェ代にだいぶ投資しました。ただ、学習に集中できるかどうかで一日のパフォーマンスは何倍も変わってきます。そう考えると、自分が高い集中力を保てる環境へ投資するのは全然ありだと思います。

筆者(こうだい)

同じ場所にずっといると集中力が落ちてくるので、1日に2〜3箇所のカフェをはしごすることもありました。

時間(約半年)

お金とは別軸になりますが、時間の投資も必要です。

私は2019年6月〜12月、約半年かけてエンジニアになりました。

エンジニアへの道のりは、一朝一夕ではなりません。

短期間に詰め込むと挫折しやすくなるので、ある程度の時間は投資する前提でいた方が賢明です。

エンジニアになるまでの投資:まとめ

・良質な情報(転職体験noteなど)
→ 0.2万円

 

・学習道具(Macbook、技術書、オンライン教材)
→ 22.8万円


・学習環境(スクール、カフェまたはコワーキングスペース)
→ 42万円


・時間
→ 約半年

筆者(こうだい)

あくまで一個人のケースです。計画を立てる時の目安にしてください。

これからエンジニアを目指す方へ

エンジニアになった今思うのは、不安な中でもエンジニアを目指して本当に良かったということです。

仕事が楽しいですし、日々成長している実感が得られることや働き方の自由度など、エンジニアになったからこそ味わえていることがたくさんあります。

挫折者が多いプログラミング学習をやり抜くコツは、積極的にお金を使い、自分の前にエンジニアを目指しやすいレールを敷くことです。

なかなか勇気がいるかもしれませんが、お金をケチっていたらズルズルいって挫折します。

投資の目的は、使ったお金以上のリターンを得ること。

エンジニアは年齢関係なくスキルに応じた給与が稼げたり、働き方の自由度が高い職業です。

ぜひこの記事を参考にエンジニアを目指していただき、投資した以上のものをゲットしましょう!