スマホアプリと言えばゲームやニュース、ショッピングや地図など多種多様なアプリが存在します。
無名だった企業が一つのアプリでたちまち有名になった例も多く存在します。
たとえばメルカリはアプリで大きく成功した事例と言ってもいいでしょう。日本最大のフリマアプリとして多くの顧客を作り、今や多くの日本人がメルカリを利用している事実があります。
スマートフォンやタブレットが普及し、成熟しつつあることからもスマホアプリ開発は注目すべきと言ってもいいでしょう。
この記事では、「スマホアプリ開発者を目指す人がプログラミングスクールを選ぶポイント」や「スマホアプリ開発者を目指す人向けのプログラミングスクール」を紹介します。
【アプリ開発】に関する記事一覧
▼アプリ開発に必要な基礎知識
アプリ開発に必要な知識や仕組みを解説
▼アプリ開発する具体的なステップ
アプリ開発をする具体的な手順や流れ【企画〜収益化まで】
▼アプリ開発で収入を得る手段
アプリ開発で収入を得る4つの方法
▼プログラミングスクール
【アプリ開発向け】プログラミングスクール
スマホアプリ開発者を目指す人がプログラミングスクールを選ぶポイント
スクールを選ぶポイント
スマホアプリ開発を学ぶためのスクールですが、ポイントはどんなスマホアプリを開発したいか?です。
ゲームを作りたいのであればUnity(ゲームエンジンのこと)がおすすめですし、地図アプリやニュースアプリなどを作りたい場合はSwiftやJavaなどがおすすめです。
スマホアプリと言っても多種多様なのでどんなアプリを作りたいのか?を気になったプログラミングスクールに問い合わせて自身に合ったコースを選びましょう。
スマホアプリ開発者向け おすすめプログラミングスクール5社
選定の基準として
スマホアプリ開発者を目指す人のためにプログラミングスクールを厳選してみました。
基準は多様性です。スマホアプリ開発はさまざまな種類があり、多くの技術と知識が必要です。
プログラミングスクールで用意されているコースの種類が多い順にさせていただきました。ただし、コースの種類が少ない=質が低いというわけではありません。自身が目指すスマホアプリ開発者像に沿った学習ができることが一番です。
1:TECH ACADEMY
スクールの特徴と魅力ポイント
TECH ACADEMYはiPhoneアプリ、Androidアプリ、Unityと言ったスマホアプリ開発に関するコースが多く用意されていることが最大の特徴です。
それぞれのコースに通う必要はありますが、TECH ACADEMYだけでスマホアプリ開発マスターになれることも夢ではありません。プログラミング教育特別部門賞を受賞したほどのカリキュラムと実績からも十分な成果を出すことができるでしょう。
学べる・身に付くスキル
iPhoneアプリコースならSwift、Xcode、Firebase、Git/GitHubです。Androidコースの場合はKotlin、AndroidStudio、Firebase、Git/GitHubです。Unityコースの場合はUnity、C#、Git/GitHubです。それぞれのコースだけの受講でも十分に業務にあたれるので、一つだけのコースでも問題ありません。
コースと料金
iPhoneアプリコース、Androidアプリコース、Unityコースともに上記画像の通りの料金となります。
4週間という短期間で学べるコースがあることも集中して学びたい人にとっては嬉しいことでしょう。
受講形態 | オンライン学習 |
講師 | 現役のエンジニア中心 |
マンツーマンレッスン | 週2回のメンタリングあり |
進捗管理サポート | メンターが管理 |
質疑応答形式 | 随時可能 |
対応時間 | 15時から23時(チャットサポート) |
就職・転職サポート | 転職サポートあり |
1.スマホアプリ開発したいが何をすればいいかわからない人
初心者の場合スマホアプリ開発をしたいと思っても何をしたらいいのかわからない人は多いです。学ぼうと思って入ったのに実は少し違っていた場合、お金と時間を無駄にしてしまいます。TECH ACADEMYはスマホアプリ開発に関するコースが幅広く用意されているので、一人一人の思いに沿ったコースを提供してくれます。
2.集中して学びたい人
4週間と言う短期間でのコースも用意されているので、時間が余っている人や集中したい人に向いていると言っていいでしょう。長く学んだほうが習得が早いわけではなく、集中して質の高い学習をすることこそが重要なのです。
3.現役のエンジニアから学びたい人
スマホアプリ開発は技術の更新が早く、少し昔の技術は使われなくなる傾向があります。現役のエンジニアを中心にメンターを揃えていることから、最新の業界情報をキャッチすることもできるでしょう。
2:CodeCamp
スクールの特徴と魅力ポイント
CodeCampはアプリマスターコースが用意されており、iPhone、Androidの両方を学べます。
スマホアプリ開発の多くは両方で開発したいと言うクライアントが多いことからも、両方の知識や経験があるのが望ましいです。その意味でも一つのコースで両方学べる点では他のスクールより一歩出ていると言ってもいいでしょう。
学べる・身に付くスキル
JavaとSwiftを学び、具体的にニュースリーダーアプリやSNSアプリ、カメラアプリなどを課題として作成していきます。実際にアプリ制作をすることがスキルアップへの一番の近道なので実践的な学習ができることでしょう。
コースと料金
料金は上記のとおりであり、支払いは一括払い(銀行振り込み、クレジットカード払い、Paypal)と分割払い(3~36回)となっています。自身の状況に合わせた対応ができる点も受講者にとって嬉しいことでしょう。
受講形態 | オンラインマンツーマンレッスン |
講師 | 現役エンジニア多数 |
マンツーマンレッスン | あり |
進捗管理サポート | HP上では特に記載なし |
質疑応答形式 | 適宜可能 |
対応時間 | 7時から23時40分 |
就職・転職サポート | 専任カウンセラーが対応 |
1.講師を指名して受講したい人
オンラインのマンツーマンレッスンの場合、専任講師でない場合が多いです。しかし、CodeCampの場合は講師を指名できるので、気に入った講師がいたら指名することで充実した学習が可能になります。
2.集中してレッスンを受講したい人
コースによってレッスン回数は決められていますが、週に2回などの制限はありません。疑問に思ったところがあればレッスン予約をすることで解決できます。予め不明ポイントを絞っておくと効率よく受講できます。
3.自分のペースで受講したい人
7時から23時40分までと非常に幅の広い対応時間はCodeCampくらいです。自身のライフスタイルに応じて学習できるので、主婦や学生だけでなく不規則に働いている人にも嬉しいことでしょう。
3:KENスクール
スクールの特徴と魅力ポイント
開講30年の実績は全国のプログラミングスクールの中でもトップレベルです。
スマートフォンアプリコース(iPhone、Android)を用意しており、Unityコースもあることに注目です。コースも多種多様で受講生の希望に沿った形で学習できる配慮もされています。
学べる・身に付くスキル
コースによって違ってきますがiPhone&Android開発コースの場合はiPhoneアプリ開発、Androidアプリ開発、Javaを学べます。楽曲作成アプリやスケジュール帳アプリなどが制作できるようになるので実践的です。Unity講座では3Dゲームアプリが制作できるようになり、C#も学べます。自身の興味のある分野に合わせて受講しましょう。
コースと料金
上記の通りとなります。スマートフォンアプリ開発コースはiPhoneのみやAndroidのみのコースもありますので、どちらかだけを希望する場合はそちらのコースを選ぶようにしましょう。
受講形態 | 直接の個別指導 |
講師 | 現場経験のある講師多数 |
マンツーマンレッスン | あり |
進捗管理サポート | 個別指導担当が管理 |
質疑応答形式 | 随時可能 |
対応時間 | 平日は10時から21時30分(毎週木曜日は19:30まで)
土日祝は10時から18時 ※スクール説明の時間です |
就職・転職サポート | あり |
1.直接の個別指導で学習したい人
KENスクールの最大の特徴は個別での指導です。講師が付きっきりなので疑問点をすぐに聞くことができます。講義形式の場合はすぐに質問できない可能性があるので、集中した学習が可能です。
2.宿舎近くに住んでいる人
KENスクールは新宿、池袋、北千住、横浜、名古屋、梅田、札幌に校舎があるので近くに住んでいるのであれば通いやすいでしょう。通う手間がかかると体力面での疲労や無駄な時間を使うことになるので、可能であれば近めのスクールを選ぶのもポイントです。
3.3Dゲーム制作に興味がある人
Unityコースの場合、3Dゲーム制作を行うのでゲーム開発者としてのスキルを得ることもできます。ゲームプログラマーの専門学校もありますがUnityのみ学んで3Dゲームを作りたい場合はKENスクールに通うのがムダがないと言えるでしょう。
4:RainbowApps
スクールの特徴と魅力ポイント
初心者にとにかく優しく、累計6000名を超える受講実績があるのがRainboAppsです。
iPhone、Androidの2つのコースがあり、それぞれ入門から上級までのコースに細かく細分化されています。未経験者からある程度の知識を持っている人まで幅広い対応ができるので、無駄のない学習が可能です。
学べる・身に付くスキル
iPhoneアプリの場合はSwift、Xcodeなどの学習ができます。Androidアプリの場合はJava、Kotlinなどの学習ができます。両コースともに多くのアプリで使われている機能(地図やブラウザ表示など)の搭載や簡易アプリ(電卓アプリ、肥満度判定アプリなど)の作成も行われます。
コースと料金
iPhone、Androidそれぞれのコースともに値段は一緒です。入門、初級、中級、上級と分かれているので自身のレベルから適切なのを選びましょう。
受講形態 | 講義形式 |
講師 | 人気スマホアプリ開発経験を持つ講師が多数 |
マンツーマンレッスン | HP上では特に記載なし |
進捗管理サポート | HP上では特に記載なし |
質疑応答形式 | 適宜可能 |
対応時間 | 問い合わせメールは随時可能 |
就職・転職サポート | あり |
1.大阪付近に住んでいる人
RainboAppsは大阪の心斎橋にあることから大阪付近まで足を運べる人が適しています。オンラインよりも現地で直接学んだほうが学習効率が良いので大阪付近に住んでいる、もしくは仕事帰りに通える人であればおすすめです。
2.自身がスマホアプリ開発者に向いているか確かめたい人
未経験者の場合、付いてこれるのか?自身に向いているのかが一番の悩みどころでしょう。RainboAppsは入門コースであれば1万円で受講できるので、未経験者にとってハードルが低いのもいいところです。
3.現役エンジニアから最新情報を得たい人
RainboAppsの講師全てが現役エンジニアであり、最新の情報をキャッチしています。また、業界の中でも人脈を築いている人たちでもあるので人脈作りのコツなども教わることができるでしょう。
5:POTEPAN CAMP
スクールの特徴と魅力ポイント
今回のスクール選定では少し異色のRubyを教えているスクールになります。
スマホアプリ開発は主にJavaやSwift、Unityがメインですが、アプリによってはRuby開発者も採用している企業があります。特にRuby On Railsはスマホアプリ開発において必須の知識であり、WEBアプリケーションの仕事受注もできるのもポイントです。
POTEPAN CAMPは現役エンジニアのサポートと転職成功によるキャッシュバック制度を取っているのでお得に学習することができます。
学べる・身に付くスキル
Ruby/Ruby On Rails、HTML/CSS、JavaScript、Git、SQLなどを学ぶことができます。どちらかというとWEBアプリケーション制作を中心に学びますが、アプリ開発でもRuby On Railsは使われています。スマホアプリ開発だけでなくWEBアプリ開発者になりたい人のための学習と考えるといいでしょう。
コースと料金
未経験者の場合はオープンコース(10万円)に通い基礎的な開発知識を学びます。その後、上記画像のコースを受講することで本格的なRubyエンジニアになれます。こちらはあくまでもスマホアプリ開発者メインではなく、WEBアプリケーション開発とスマホアプリ開発の両方を視野に入れられることを目的とした方に向いています。
受講形態 | オープンクラスの場合は完全オンライン可能 |
講師 | 現役エンジニア多数 |
マンツーマンレッスン | HP上では特に記載なし |
進捗管理サポート | HP上では特に記載なし |
質疑応答形式 | 随時可能 |
対応時間 | HP上では特に記載なし |
就職・転職サポート | あり |
1.転職成功で受講料全額キャッシュバックを狙いたい人
POTEPAN CAMPはコース受講後に転職成功すると全額キャッシュバックを制度として設けています。集中して学習する人や強い決意で学習する人に有利と言えるでしょう。
2.とにかくレベルの高いエンジニアになりたい人
POTEPAN CAMPの講師陣のレベルは高く、また厳しいカリキュラムです。本格的なコードレビューをするので受講生のレベルは大きく上がります。本気でエンジニアになるのであれば、あえて厳しい環境に身を置くことで本当のスキルを得ることができます。
3.幅広い仕事をしたい人
Ruby/Ruby On Railsを習得することでスマホアプリ開発への対応が可能になりますが、他の仕事の可能性を考えるのであればWEBアプリケーション開発にも対応できた方が仕事としてみるならいいでしょう。
現実的に活躍できるまでのステップ
スクールを受けることで得られる知識はそれぞれです。今回紹介したようにiPhoneアプリやAndroidアプリの開発を学べるところもあれば、Ruby/Ruby On Railsを学ぶことでスマホアプリ開発以外の仕事ができるようにもなります。
エンジニアとして活躍するために必要なことは継続的な努力と好奇心です。スクールで得た知識が全てではなく、スタートであることを理解し卒業後でも現場で研鑽を重ねることで活躍できるようになります。
まとめ
スマホアプリ開発者を目指す人のためのプログラミングスクールをご紹介させていただきました。
大切なのは自身がどんなエンジニアになりたいのかです。
- ゲームを作りたいからなのか
- 安定した仕事を得たいのか
- 作りたいアプリがあるから学ぶのか
など、人それぞれです。
今回のスクールはそれぞれに良いところもありますので、気になったところがあればまずは問い合わせや無料体験をしてみるといいでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
【アプリ開発】に関する記事一覧
▼アプリ開発に必要な基礎知識
アプリ開発に必要な知識や仕組みを解説
▼アプリ開発する具体的なステップ
アプリ開発をする具体的な手順や流れ【企画〜収益化まで】
▼アプリ開発で収入を得る手段
アプリ開発で収入を得る4つの方法
▼プログラミングスクール
【アプリ開発向け】プログラミングスクール