サービス内容も似ているため、良く比較対象になることも多いです。
また、どちらも「プログラミング未経験者でも安心して学べる」というポイントがあるので、「どちらのスクールが、おすすめなのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では
- 各スクールの特徴
- 各スクールのメリット・デメリット
- 各スクールの違い など
テックアカデミーとコードキャンプを徹底的に比較して、「受講すべきスクールはどちらなのか」紹介します。
テックアカデミーとコードキャンプ おすすめはどっち?
筆者個人の感想として、今回の記事内容の結論から先にいうと、プログラミング未経験者は「テックアカデミー」が良いです。
何かしらのプログラミング学習の経験がある方は
- 気軽に質問をしながらプログラミングを学ぶならテックアカデミー
- 現役エンジニアに的確に教えて貰うならコードキャンプ
上記を基準に選ぶのが良いでしょう。
正直、両方ともカリキュラムの質と講師の質共に良いスクールなので、甲乙付けがたいです。
また、テックアカデミーもコードキャンプも講師は現役のエンジニアですが、コードキャンプに在籍する講師の方が、教え慣れている講師が多い印象を受けました。
そのため「初心者が挫折しやすいポイント」、「つまずきやすいポイント」を理解している講師が多く、プログラミング初心者でもスムーズに学習を進めることができます。
各スクールの特徴
「テックアカデミーとコードキャンプはどっちがおすすめなのか」結論からお伝えしましたが、両スクールの特徴や違いなどがわからないと最終判断ができないと思います。
詳しくは後述しますが、各スクールの共通特長は
- オンライン完結型
- 講師が現役のエンジニアまたフリーランス
- 受講期間は1ヶ月から
- 経験0の初心者から学べる
上記のような共通点があります。
この章では、テックアカデミーとコードキャンプそれぞれの特徴を細かく紹介します。
テックアカデミー
テックアカデミーの特徴として
- 受講料金が安め
- 気軽に質問できるチャットサポートがある
- 週2回のビデオレッスン
- コースの種類が豊富
テックアカデミーの特徴として注目すべきポイントは、気軽に質問できる環境と豊富な受講コースです。
プログラミングスクール業界の中でも、コースの豊富さはトップクラスになります。
また、学べるコースが豊富なだけではなく、チャット機能を利用してすぐに疑問を解決することができます。
例えば、「ここは○○じゃなくて、なんで○○で処理するんだろう?」といった、初心者ならではの素朴な疑問にも素早く答えてくれるので、疑問を残したまま学習を進めることはありません。
コードキャンプ
コードキャンプの特徴は
- レッスン対応時間が長い
- レッスンごとに講師を選べる
- 自分が好きな時にレッスンを受けられる
コードキャンプ最大の特徴と魅力は、1レッスンごとに自分が好きな講師を選ぶことができます。
そのため、毎回レッスンごとに講師を選ぶ手間は掛かりますが、「自分と相性が合う講師」を選べるので、苦手な講師と我慢して学習を行う必要がないので、ストレスを感じることなく学習を行えます。
また、7:00~24:00までレッスンが可能で、テックアカデミーや他スクールと比較しても、レッスン対応時間が長めに設定してあります。
そのため、自分のワークバランスに合わせて、柔軟にレッスンを行うことが可能です。
コードキャンプとテックアカデミー具体的な違い
コードキャンプとテックアカデミーの特徴について紹介しました。
それぞれの特徴がわかったところで「具体的な違いについて」紹介します。
1ヶ月単位で比較するとコードキャンプが安い
テックアカデミーとコードキャンプの料金を比較すると以下のようになります。
スクール名 | 受講料金 | ビデオレッスン回数 |
テックアカデミー | 129,000円(4週間) | 7回(4週間) |
コードキャンプ | 148,000円(2ヶ月) | 20回(2ヶ月) |
テックアカデミーとコードキャンプの料金は、1ヶ月単位で比較するとコードキャンプの方が安いです。
また、ビデオレッスン回数も単純に計算して1ヶ月10回となるため、コードキャンプの方が1ヶ月単位で比較すると3回ほど多くなっています。
経済的面だけで比較すると、コードキャンプの方がお得です。
また、テックアカデミーにはチャットサポートがついているので、料金だけで判断するのはおすすめしません。
あくまで、判断材料の1つとして参考程度にして下さい。
コースの数はテックアカデミー
コードキャンプとテックアカデミーのコースを比較するとテックアカデミーの方がコース数が多く様々なことを学べます。
また、テックアカデミーには
- webディレクター
- webマーケティング
- 動画編集
- エクセル・ワード
- googleスプレッド など
プログラミングとは、直接関係がなくてもプログラマーも知っておいても損をしない「webマーケティング」や「webディレクター」についても学ぶことができます。
また、ブロックチェーンなどの最新技術も学べるので、広く学びたい方にはおすすめです。
就職・転職の支援充実度はコードキャンプ
テックアカデミーにも就職支援はあります。
しかし、コードキャンプの転職支援には、転職ノウハウをまとめたカリキュラムがあり、それに基づいて「自己分析」、「応募書類の作成」などを行います。
なぜ、「自己分析が必要なのか」という基本的なところから、細かい面接対策を行ってくれるので「プログラミングを学び、仕事に活かしたい」という方はコードキャンプがおすすめです。
テックアカデミーとコードキャンプ両方に言えることですが、求人が多いのは、東京・名古屋・大阪に集中しています。
そのため、地方で働きたいという方には、良い結果を得られる可能性は低いです。
テックアカデミーとコードキャンプの同じ部分
冒頭の「各スクールの特徴」で少し紹介しましたが、テックアカデミーとコードキャンプに共通している部分は
- オンライン完結型
- 講師が現役のエンジニアまたフリーランス
- 経験0の初心者から学べる
上記のような共通点があります。
各スクールとも、googleなどで調べ物ができる程度のスキルがあれば、受講することができます。
各スクールとも支払い方法は分割に対応している
上記の共通点以外にも、各スクールとも受講料金は分割払いに対応しています。
プログラミングスクールの受講料金は、決して安い料金ではありません。まとまった金額を用意することが難しい場合でも、分割払いで無理なく支払う事ができます。
また、テックアカデミーは分割払い以外にも「ビットコイン決済」ができるので、ビットコインの相場と受講タイミングが合えば、お得に受講することができるかもしれません。
講師の質、受講形式、教室に大きな違いはない
講師の質・受講形式・教室などは、プログラミングスクールを検討している方は、気にしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、テックアカデミーもコードキャンプ、特別大きな違いはありません。
受講形式・教室は、オンライン学習なので、自宅でカリキュラムを進める自己学習形式で学習を進めます。
また、講師の質については、現役のエンジニアまたはフリーランスが講師なので、実践的なスキルを学ぶことができます。
しかし受講生も講師も人間。「気が合う、合わない」という性格の問題があるので、講師を1レッスンごとに選択できるコードキャンプの方が受講はしやすいかもしれません。
ネット上でプログラミングスクールの比較サイトをみると、良く「講師の当たり・ハズレ」についての記載があります。
これは、「講師と受講生の気が合うか、合わないか」といった部分が大きく、どんなに優れたプログラミングスクールでも少なからず発生します。
しかし、テックアカデミーとコードキャンプに在籍する講師のスキルは、どちらのスクールを選んでも、レベルは高いので安心して受講をすることができます。
各スクールのメリットとデメリット
各スクールの特徴や違いについて紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
この章では、各スクールを受講する場合のメリット・デメリットについて紹介します。
テックアカデミーのメリット・デメリット
テックアカデミーのメリットとデメリットですがコードキャンプと比較すると以下のようになります。
メリット | デメリット |
|
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各メリット・デメリットについて1つずつ紹介します。
メリット
気軽にチャットで質問できる
テックアカデミーでは、チャットを使用して手軽に質問をすることができます。
また、サポート時間内は講師が交代でスタンバイしている状態なので、リアルタイムで返信が返ってきます。
こちらから質問を送信して、返信までの時間が平均5分以内なので、ネットにもヒットしない素朴な疑問なども、解決することができます。
7日間の無料体験学習を受講できる
テックアカデミーは、受講後に失敗したと思われないように「7日間の無料体験学習」を利用することができます。
無料体験学習の内容は、HTMLとCSSの基礎を学ぶ程度ですが、実際のカリキュラム同様、担当講師とのビデオレッスンなどもあるので、テックアカデミーの受講内容を把握することができるはずです。
プログラミング以外のスキルも学べる
テックアカデミーのコースは、非常に豊富です。
エクセル・ワードといった、ビジネスツールの学習や動画編集のなど、プログラミングには直接関係ありませんが、知っておいたほうが良いITスキルも学ぶことができます。
デメリット
レッスン時間が朝早くに対応していない
テックアカデミーのデメリットとして、レッスン対応時間が短いです。
毎日15:00~23:00までの対応なので、朝早くにレッスンを行いたい人は、受講する事ができません。
基本的に、チャットサポートも同じ時間の対応となるので、人によっては学習時間の調整が難しいです。
週2回のレッスンは基本固定
テックアカデミーは受講手続き時に、毎週行われるビデオレッスンの時間と希望曜日を複数提出するように求められます。
受講生のレッスン希望日時と受講コースから対応できる講師が専属講師になります。
どうしても、都合が悪い場合は24時間前までに相談をすることで、日程調整を行なってくれますが、必ずしも期待通りの結果を得られるとは限りません。
受講期間中は、ビデオレッスン当日は忘れないように予定を空けておく必要があります。
講師は選べない
テックアカデミーでは、受講生1人ひとりに専属の講師がついてくれます。
しかし、1度決定した講師は、最初から最後まで同じ講師となるので、「気が合わない」・「苦手」という講師と出会った場合は、学習に集中できない可能性もあります。
基本的には特別な事情がない限りは、講師変更をすることはできません。
滅多にあることではありませんが、講師との相性が悪いせいで、学習の進捗に支障が出る場合は、運営に相談することで、対応して貰える可能性があります。
コードキャンプのメリット・デメリット
コードキャンプのメリットとデメリットですが、テックアカデミーと比較すると以下のようになります。
メリット | デメリット |
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メリット
講師を毎レッスンごとに選べる
コードキャンプは、毎レッスンごとに自分が好きな講師を選択して、レッスンを行うことができます。
希望日にお気に入りの講師からレッスンを受けられるかは、講師のスケジュールに左右されるので、絶対ではありません。
しかし、2週間先、1ヶ月先までの予約を行うことができるので、余裕を持ってレッスン予約を行うことで、気が合う講師とのレッスンを受けることができます。
レッスン対応時間が長い
コードキャンプは、7:00~23:40までレッスン可能です。
そのため、仕事の時間が不規則な方など、受講生それぞれのライフワークに合わせて、学習を行うことができます。
当日予約などができる
コードキャンプではレッスン開始、2時間前までに予約を行えば、当日にレッスンを受けることができます。
そのため、「外出予定だったが雨で中止になった」など、急な予定変更時でも、学習を行うことができます。
レッスンに対しては、テックアカデミーより柔軟に対応してくれます。
デメリット
チャットサポートがない
コードキャンプでは、チャットやメールを利用して質問を行うことができません。
そのため、聞きたいことがある場合はレッスンを予約して質問をする必要があります。
「なんで、ここは○○なの?」、「○○を実装する時は○○と△△どっちが主流なの?」といった、ちょっとした質問でも、時間と手間が掛かってしまいます。
コードキャンプが提供するサービスで、「CadeCamp GATE」という転職に特化した学習コースがあります。
CodeCamp GATEにはチャットサポートと定期的なレッスンがありますが、20代のみと年齢制限があるコースで、選考もあるため、当記事では対象に入れておりません。
自己管理が必要
コードキャンプは毎レッスンごとに講師を選択する必要があります。
気が合う講師とレッスンができるのは魅力的ですが、レッスンは自分で予約しないといけません。
つまり、サボろうと思えば好きなだけ学習をサボることができます。
一方のテックアカデミーでは専属の講師が、週に2回レッスンを行ってくれます。
また、次のレッスンまでに「○○まで進めておいて下さい」といった宿題を出してくれます。
そのため、「やらないといけない」という義務感や責任感のようなものが出てくるので、学習を続けやすいです。
なので、「週に1回レッスンを受ける」、「課題を提出したらレッスンを受ける」など、学習計画や自己管理をテックアカデミーより意識しないといけません。
テックアカデミーの口コミ・評判
ネット上にあるテックアカデミーの口コミや評判を紹介します。
テックアカデミーの悪い口コミ
テックアカデミーのJava4週間コースの受講を終えました~
明日から自由だ~プログラミングを学びたいと思って勢いで始めましたが、ほぼ毎日4-6時間の学習には疲れました(*_*)
慣れない分野だったので手こずりました(*_*)— 投資家気分 @ 年内に体脂肪率12%台 (@Investo62256855) 2018年10月6日
テックアカデミーのメンターさんと合わないなって思い始めてる。でも合わせられない私が悪いんだよな。私が姿勢を変えるべきって分かってるんだけど受け答えがはっきりしてない方だと不安になるし…でも教えてもらう立場なんだから私が合わせないとってエンドレス…こんなこと考えて、私性格最悪だ…😭
— s a t o (@pooka_s105) 2018年11月28日
テックアカデミーの良い口コミ
1月20日日曜日、テックアカデミーのプログラミング体験会、受けて見ました😃
JavaScriptを体験しました。htmlなど、全然出来ないまま、参加しましたが、分かりやすい課題でした⤴️
面白いと感じたので、良い体験会でした‼️メンタリングもあるようなので、受けてみようと思います。 pic.twitter.com/u4Uf3vtEWP
— マサノリ (@bRLEnNZzq8l9LZO) 2019年1月22日
テックアカデミー良かった点
・言語だけでなく、周辺の知識も身についた。DBとかGitとかHerokuで公開できるとか
・チャットで質問したときの返答がめちゃめちゃ早くて学習効率がよかった
・オリジナルサービス作る前のデータベース図の書き方の指導があった
— あやや🙂プログラミング (@ayaya_shukatsu) 2018年8月20日
テックアカデミーのWebマーケティングコースを受けながらFacebook広告の運用実験中.
新しいこと学んで,どんどんできることの幅を広げていくのが超楽しい.https://t.co/LMk1LRDP0y pic.twitter.com/a8gk9ifyI1— 迫 佑樹/プログラミング講師 (@yuki_99_s) 2018年9月15日
テックアカデミーの口コミ総評
テックアカデミーの全体的な評価は良いと言えます。何も知らない初心者からでも、しっかりと学ぶことができるといった声が多かったです。
しかし、マイナスポイントとして「学習にまとまった時間が必要」、「講師との相性の問題」などを挙げている方が多い印象でした。
テックアカデミーは、専属の講師とマンツーマンレッスンのため、基本的に1度決まった講師とカリキュラム修了までお世話になることになります。
そのため、「相性が悪い」、「苦手なタイプ」が講師となった場合は、受講自体がストレスとなるようです。
コードキャンプの口コミ・評判
ネット上にあるコードキャンプの口コミや評判を紹介します。
コードキャンプーの悪い口コミ
仕様書無しさん:2017/02/12(日) 14:39:35.14当たり外れが激しい
当たりでも合う合わないがあるからこれまた難しい
引用元:5ch
コードキャンプーの良い口コミ
東京を始めとする大都市には無料のプログラミングスクールが多数ある
これからの時代を生き抜くスキルを得るには、とても良い環境だ
都心以外の人はオンラインのスクールを受ける事ができる
初心者なら無料のプロゲート
就職まで考えてるなら
コードキャンプ
テックアカデミーが良さそうだ
— あのアラタ@新宿→山梨Uターン (@anoarata) 2018年5月30日
codecampの体験レッスン終了。
オンライン、マンツーマンはいかがなものかと思ったけど、個人的にはよかったと感じた。直接質問できるって、素晴らしい。スピードも理解に合わせてくれる。ただhtml、cssの基礎が意外と独学でいけてしまう。— たくあん (@quruliii) 2015年8月9日
codecampの対応がよくてやっぱりここに決めようと思った。学生の身からして半額とは言え数万円は高いって思うけど、これからその数万円が数十倍になって返ってくるように身につければ安いよね。文系だし卒論もあるけどがんばろ。
— ururu (@bananauver) 2017年7月14日
コードキャンプの口コミ総評
コードキャンプの全体的な評価も良い言えます。コードキャンプの評価で多かった声が、講師の対応がとても親切といった声が多かったです。
しかし、テックアカデミー同様「講師との相性が合う合わない」があり、講師選択が難しいといった声がありました。
結局どっちがおすすめ?
これまで、テックアカデミーとコードキャンプを比較して、それぞれの特徴やメリット・デメリットなどについて紹介しました。
筆者の個人的な見解となりますが、プログラミング未経験者が受講するなら「進捗管理が行いやすいテックアカデミー」です。
プログラミングに出てくる概念は、「変数は箱のようなもの」、「メモリは本棚の中にある本」などのように、これまでの生活で1度は見たことがあるもので例えられることがあります。
しかし、プログラミング学習の全てを、これまでの生活で見たことがある物を例に紹介するのは限界があります。
そのため、初心者ならではの素朴な疑問を解決できるように「気軽に質問ができる環境」、「学習を挫折させない進捗管理」を行ってくれるサポーター(講師)の存在がかなり大きくなります。それらを満たしているのがテックアカデミーです。
しかし、コードキャンプの講師もとてもレベルが高く、親切な講師ばかりなので「自分のスケジュール管理には自信がある」という初学者にはおすすめできます。
とはいえ、スクールと受講者の相性もあるので、テックアカデミーとコードキャンプの無料体験レッスンを受講後に再度検討するのが良いでしょう。
プログラミングスクールを検討している方の参考になれば幸いです。