「プログラミングスクールに通おうと思うけど、プログラミングスクールって検索すると”闇”って出てくるのですごく不安。実際のところ通っても意味ないの?」
これからプログラミング学習を本格的に始めようと思う人は、プログラミングスクールで勉強しようかと悩まれる人も多いと思います。
実際、プログラミングスクールでは、スクール側が用意したカリキュラムに沿って学習できるので、軸をぶらさずに勉強ができる反面、スクールに依存してしまうので、自分の思ったようなスキルが身につかなかったり、理想のエンジニアライフを過ごせない場合もあります。
筆者(HikoPro)
2018年以降辺りからプログラミングスクールがとても増えてきていますが、中には質の低いプログラミングスクール(おそらく闇と言われてるようなスクール)もあるので要注意です!
そこで本記事では、現役エンジニアの僕の立場から、プログラミングスクールの闇についてご紹介し、スクールに通うべき人と通う必要がない人の特徴を解説するので、これからプログラミングスクールに通おうと思っている人はぜひ参考にしてみてください。
- あまり知られていないプログラミングスクールの闇の部分
- プログラミングスクールは意味がない理由
- プログラミングスクールに通うべき人とそうでない人の特徴
プログラミングスクールは闇が深い理由
まず始めに、プログラミングスクールの闇の部分についてご紹介します!
筆者(HikoPro)
あらかじめ、闇の部分を知っておくことで、スクール選びの時にも注意することができるので、事前に知っておきましょう!
結論から言うと、プログラミングスクールは非常に儲かるビジネスモデルということをまずは頭に入れておいて下さい。
プログラミングスクールの主な収入源は以下の2つが大きな軸となります。
- 受講料:プログラミングスクールによる(30万〜80万円)
- 卒業生の人材紹介料:相場はその人の年収の35%(中途採用のエンジニアの場合:約150〜200万円の紹介料)
つまり、転職サポート付きのプログラミングスクールに生徒を一人確保すると、一人当たり200万円前後の売り上げが見込めると言うわけです。
プログラミングスクールの主な固定費に関しては、教室の家賃や運営費と、講師の人件費が主な支出となるので、生徒を多く確保すればするほど売り上げが伸びる仕組みになっています。
筆者(HikoPro)
このようにプログラミングスクールは非常に儲かるので、スクール選びする際は「このスクールはお金を第一にしているか?」と言う先入観を持って選ぶことが大切です!
そこで、プログラミングスクールの闇の部分を実際の声を参考に3つご紹介します!
- 転職保証はブラック企業を紹介される可能性がある
- 大口を叩く宣伝をしているスクールには注意
- 現役エンジニアではない
転職保証はブラック企業を紹介される可能性がある
まず始めに、転職保証や転職サポート付きのプログラミングスクールの中には、優良企業でなく、ブラック企業を紹介されるケースがあります。
先ほどもご紹介したように、スクールが企業に人材を紹介すると、紹介料として約150万円くらいの報酬が得れるので、スクール側としては、なんとしてでも卒業生に紹介する企業に転職して欲しいと思っています。
また、転職成功率〇〇%とうたっているスクールの闇の部分として、実際はブラックな企業や、正社員ではない、インターンなど、優良企業にエンジニア転職できる訳ではないと言うことがあります。
プログラミングスクールのインタビュー結果、早くも転職率100%をうたっていたプログラミングスクールが蓋を空けたら「正社員ではない」「アルバイト、インターンがほとんど」みたいな世界観で闇を感じるでござる。
— DAI (@never_be_a_pm) January 18, 2019
筆者(HikoPro)
転職サポート付きのプログラミングスクールを選ぶ際には、どんな企業を紹介してくれるのかを具体的に聞くようにしましょう!
大口を叩く宣伝をしているプログラミングスクールには注意
次に、プログラミングスクールの闇の部分として、大口を叩く宣伝をしているスクールには注意しましょう!
例えば、以下のような宣伝文句です。
- 転職サポート付きで、100%エンジニアになれる!
- 確実に未経験から3ヶ月で稼げるフリーランスエンジニアになれる!
このような派手な宣伝をすることは表現の自由なのでいいのですが、宣伝内容と実際のサービスやカリキュラムに差がある場合があるので、そこは注意しましょう!
プログラミングスクール、いいところと悪いところの差がありすぎるのが問題なのかなと。
3ヶ月でフリーランス!とかうたっておきながら、時給2000円の副業メンターに丸投げするだけでマンツーマンだののたまってるとこもあるからなぁ…。
光のスクールは闇のスクール締め出す動きなどしてもいいかと。— 井上慎也@おいでよTechCommit (@ino_dev) February 23, 2019
筆者(HikoPro)
スクールに問い合わせる時は、「HPでは転職成功率99%と書いていましたが、全て正社員の統計ですか?どんな企業ですか?」など、どんどん掘り下げて質問するようにしましょう!
宣伝文句だけにつられて決めるのではなく、実際にレビューを調べたり、Twitterなどで過去の受講生の生のリアルの声があるので、入念に調べた上で決めるようにしましょう!
現役エンジニアではない
最後に、プログラミングスクールの闇の部分として、「現役エンジニアがマンツーマンで徹底サポートします!」と言っておきながら、アルバイトや、スクールの卒業生が教えている可能性もあります。
冒頭でもご紹介したように、スクールの大きな固定費として講師の人件費が必要になってきます。
実績がある講師や、経験豊富なエンジニア講師を雇うとなると、多くの人権コストが必要です。
筆者(HikoPro)
資本力がないプログラミングスクールでは、人件費を削減しようと、アルバイトや経験があまりない質の低い講師が教えている場合もあるので、注意してください!
例えば、テックアカデミー(TechAcademy)では、どんな講師に教えてもらえるのか、経歴や顔写真付きで紹介しているので、非常に安心です!
テックアカデミー(TechAcademy)の特徴や評判についてまとめていますので参考に目を通してみてください。
■テックアカデミー(TECH ACADEMY)の評判や口コミってどうよ?
プログラミングスクールは意味がない理由
「プログラミングスクールに行く必要はない!」
「自分で独学した方が絶対にいい!」
このような意見を聞く事もありますが、どのような理由でこのような事を言っているかと言うと以下のような理由があります。
- スクールの本質を理解していない人には意味がない
- 学習内容はネットや書籍でも入手できる
- 転職サポートは意味がない。自分でやるべき
筆者(HikoPro)
まずはプログラミングスクールの本質や利用する意義をしっかり抑えておきましょう!
スクールの本質を理解していない人には意味がない
まず始めに、プログラミングスクールの本質を理解していない人に関しては、スクールに行く意味はないです。
プログラミングスクールの本質と言うのは、「プログラミング学習の手助け」だと言うことです。
小中学校のように、受動的に学習をするのではなく、あくまでも自分で勉強をして足りない部分を補ったり、学習のサポートをしてくれる場として活用するのが最も適しています。
筆者(HikoPro)
受け身のスタンスでスクールに通う人は、成長もしにくいですし、卒業後自分の思ったようなスキルが身につきません!
なので、プログラミングスクールに通う前には、予め自分で学習計画を立てて、「この学習計画にスクールのサポートは必要か?」と自問自答するようにしましょう!
学習内容はネットや書籍でも入手できる
次に、プログラミングスクールで教えている学習内容に関しては、ぶっちゃけどこでも手に入ります。
あくまでも、プログラミングスクールの本質は「学習の手助け」なので、手助けが必要ない人に関しては、自分で教材とかを購入して独学した方が、コストを削減できます。
多くのプログラミングスクールでは、Rubyを教えているところが多いですが、Progateでもある程度基礎を学べますし、解説動画や書籍もたくさんあるので、勉強が得意な人や自己管理ができる人はスクールに行く意味はないでしょう。
転職サポートは意味がない。自分でやるべき
最後に、転職サポート付きのプログラミングスクールにはいく意味がないと個人的には思います。
なぜかと言うと、そのスクールが提携している企業にしか転職できないからです。
筆者(HikoPro)
選択肢が狭くなるので、自分とマッチする企業が見つかりにくいです!
また、転職活動を自分ですることによって、企業を自分で比較したり、IT業界のことを勉強できるキッカケにもなるので、さらなる学びがあります。
転職活動の本質は、「自分のビジョンと企業のビジョンとのすり合わせ」です。
スクールのキャリアアドバイザーに相談するのではなく、企業の人事と直接話すのが、最も最適だと思います!
もちろん、そのスクールに自分が希望する企業がある場合は転職サポート付きのプログラミングスクールを検討するのも選択の一つです。
闇を踏まえて、スクールに通うべき人・通う必要がない人の特徴
最後に、プログラミングスクールの闇の部分を踏まえて、スクールに通うべき人と通う必要がない人の特徴について解説します!
※スマホの方は横スワイプください
スクールに通うべき人 | スクールに通う必要がない人 |
・勉強や自己管理が苦手な人
・情報があまりない言語を学びたい人 ・20代後半~40代で未経験者の人 |
・自走力がある人
・自分で情報収拾ができる人 ・行きたい企業(必要スキル)がすでに明確な人 |
筆者(HikoPro)
「プログラミングの勉強をする=スクールに通う」ではなく、他にも方法はたくさんあります!
今後も、プログラミングスクールはどんどん増えて、僕自身も普段生活をしていて、プログラミングスクールの広告や宣伝が増えたなぁ〜と感じることが多いです。
プログラミングスクールを決める前に、まずは自分の分析をしてみて「過去の自分は勉強する時に一人でしていたか?他人のサポートが必要だったか?」などを思い出してみるといいでしょう。
自己分析をすると、自分にはプログラミングスクールが必要なのかどうかが見えてくると思います。
プログラミングスクールは闇が深い話:まとめ
本記事では、プログラミングスクールの闇の部分をご紹介し、プログラミングスクールを利用するべき人とそうでない人の特徴について解説をしました。
本記事を含め、日々情報収集を行いながら役立つ知識を身に付けておくことが大切です。そうなることでスクール側に対して具体的に質問することができたり、抽象的な言葉に対して違和感を感じれるようになってきます。
本記事の内容をまとめると、、、
- プログラミングスクールは儲かりやすいビジネスモデルである
- 派手な宣伝には注意して、宣伝と実態にギャップがないか調べる(癖を持つ)
- プログラミングスクールの本質は「学習の手助け」
主にではありますが、このような内容をぜひ頭に入れておいてください。
おすすめスクールを厳選!
数あるプログラミングスクールの中から実際に体験し評判の良いおすすめのスクールを厳選してみましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください!
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②就職や転職・フリーランス(起業)を目指したい向け プログラミングスクール4社