転職・就職支援が充実していると評判が高い「コードキャンプ」ですが、フリーランスを目標に、コードキャンプ受講を検討している方も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では
- コードキャンプを受講することでフリーランスになれるのか
- フリーランスを目指している人には向いているのか
- 在宅フリーランスと相性が良い受講コース など
コードキャンプは「フリーランスに向いているか否か」について紹介します。
在宅フリーランスを目指している方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
コードキャンプでフリーランスを目指す
コードキャンプを受講して、フリーランスと活躍できるか否かは「あなた次第」となります。
コードキャンプでは、フリーランスをサポートするサービスがカリキュラムにないのが、大きな理由です。
しかし、フリーランス支援がなくてもフリーランスとして活動するのは努力次第で十分可能だといえます。
努力次第で可能
努力といっても、どういう努力が必要なのかイメージが湧かない方も多いと思います。
具体的には
- 自分を売り込むための強みや実績
- 案件獲得方法 など
上記のようなことを学ぶ必要があります。
コードキャンプの講師は、現役のフリーランスエンジニアが多く在籍しています。
ですので、ビデオレッスン時に、フリーランスとして知っておくことなどを講師に質問することも可能です。
コードキャンプ自体では、フリーランスサポートは行われていませんが、講師と上手に付き合うことで、プログラミングスキル以外にも、フリーランスとしての知識も得られます。
現役で活躍しているフリーランスエンジニアに話を聞ける機会は、あまり多くはありません。
活用できる部分は、積極的に活用することでフリーランスとしての道を切り開くことができます。
学ぶ講座次第では案件を獲得できる
フリーランスを目指している方は、受講する講座や学ぶプログラミング言語によって案件獲得の難易度が変わることを知っておく必要があります。
例えば、需要が高い「java言語」と在宅フリーランスとはあまり相性はよくありません。
少し前までは、アンドロイドアプリを開発する場合にはjava言語が主流だったので、在宅案件も多かったです。
しかし、現在ではアンドロイドアプリ開発には「java言語」ではなく「Kotlin」というプログラミング言語が主流となっています。
そのため、java案件で多いのは「銀行のATM」や「社内システム開発」など、情報を外部に出せない案件や1人で開発できない大規模案件がメインとなります。
常駐型の案件だと可能性は0ではありませんが、在宅フリーランスとしてjava案件を獲得するには、難しいといえます。
在宅フリーランスと相性が良い講座一覧
コードキャンプが提供している受講コースで、在宅フリーランスと相性が良いコース一覧を作成しました。
下の表は、筆者が「クラウドソーシングサイト」で募集している案件と比較して、相性が良いコースを選択しました。参考程度にご覧下さい。
コース名 | 学ぶスキル |
Webマスターコース | PHP
HTML/CSS JavaScript/jQuery MySQL |
Rubyマスターコース | Ruby/ruby on Rails
HTML/CSS/ JavaScript/jQuery |
デザインマスターコース | HTML/CSS/Bootstrap
JavaScript/jQuery PhotoShop/Illustrator |
クラウドソーシングサイトで、募集が多い案件はWebサイト制作案件です。
そのため、HTML・CSS・PHPなど、Webサイトを作成する上で必須であるスキルを学ぶことで案件を獲得しやすくなります。
また、余裕がある方はプログラミングスキル以外にも「デザイン」の勉強のおすすめです。
コーディングだけではなくデザインからWebサイト作成に携われるので、案件を獲得しやすくなり、フリーランスとして活動を行いやすくなります。
転職・就職支援が充実
コードキャンプはフリーランス支援は手薄ですが、転職・就職支援には力を入れています。
そのため、コードキャンプは、フリーランスより転職・就職を考えている人に向いているプログラミングスクールです。
コードキャンプの転職・就職支援について詳しく紹介します。
20代向けサービスCodeCamp GATE
20代のみと年齢制限がありますが、4ヶ月間のカリキュラムで知識0からエンジニアとして働けるレベルまで、スキルアップを行うことができるコースです。
ECサイト作製や、様々なWebアプリケーション開発などを行います。
また、実際の開発現場で行う「チーム開発」や「ソースコード管理」なども学ぶので、プログラミングのスキルだけではなく、プログラマー・エンジニアとして仕事を行うのに必要な知識とスキルを徹底的に学びます。
転職・就職サポート時には専属のキャリアサポートがいる
「CodeCamp GATE」や通常のコードキャンプでも、転職支援を受ける場合は、プログラミング講師ではなく、転職支援に特化した専属のキャリアサポートが担当します。
自己分析の方法や履歴書・職務経歴書の添削など、転職に必要なことを追加費用なしで、サポートしてくれます。
コードキャンプの特徴
コードキャンプは「転職・就職を目標にしている方にはおすすめ」と前述しました。
しかし、フリーランスを目指している方でも、サポート・支援などは、ありませんが学べることが多いです。
主にコードキャンプの特徴として
- 現役のプログラマーやエンジニアからの指導
- 現場で活かせるスキルを学べる など
上記のような特徴があります。
現役のプログラマーやフリーランスエンジニアによるマンツーマンレッスン
コードキャンプでは、自分が空いている時間帯に、相性が合う講師と1対1によるマンツーマンレッスンで、自分の理解度に合わせて学習を進めることができます。
現役のプログラマーやエンジニアからの指導を宣伝文句としているプログラミングスクールはたくさんあるので、目新しいサービスではありません。
しかし、コードキャンプの講師は「他業種からプログラマーになった方」、「会社で新人教育をしているプログラマー」などが多いです。
そのため、プログラミング未経験者がつまずくポイントを熟知している方が多く「初心者ならではの問題」への対応力があります。
また、難しい専門用語や概念を噛み砕いて、わかりやすく説明してくれる講師が多いです。
そのため、受講生1人ひとりに合わせたマンツーマン指導で、質が高い指導を受けることができます。
また、前章で前述しましたが、コードキャンプに在籍している講師は、現役で活躍しているフリーランスも多数在籍しています。
そのため、フリーランスとしての基礎知識も、しっかりと学ぶことができるので、フリーランスを目指している方も得るものは多いです。
実践的なカリキュラム
当記事で、何度もお伝えしていますが、コードキャンプに在籍している講師は現役のプログラマーやフリーランスエンジニアです。
そのため、マニュアルやカリキュラムにはない、開発現場ならではのテクニックやコードの記載方法など、開発現場で活かせる活きたスキルを身につけることができます。
また、カリキュラム内にある各章の理解度を確認するための「課題」やカリキュラム最後に提出する「最終課題」があります。
それらの課題は、「○○機能の実装」、「○○サイトの作成」など、設計から自分で考える必要があるので、実践向けの課題になっています。
そのため、コーディング以外の必要な知識を鍛えることができます。
在宅フリーランスとしての活動を目指している場合は、クライアントの要望を聞いた後に、企画・設計・運用方法まで1人で考えて開発すること多いです。
そのため、プログラミングスキル以外にも必要な知識も必要になりますが、コードキャンプでは、課題をクリアーすることで、フリーランスに必要な知識を学んでいくことができます。
まとめ:レッスン内容はフリーランス志望にもおすすめ
いかがでしたでしょうか。
今回の要点をまとめると
- コードキャンプにフリーランスをサポートする支援はない
- フリーランス支援はないが、カリキュラムを通して必要な技術は学べる
- コードキャンプはどちらかというと転職・就職を目的としている人向け
上記3つになります。
「フリーランスを目指している人はコードキャンプで学んだ方が良いのか?」と聞かれた場合、プログラミング未経験者からフリーランスを目指している人には、おすすめできません。
フリーランスは自己解決能力の高さが求められます。そのため、実務経験がない未経験者がサポートがない状態で活動すると、思わぬトラブルに発展する可能性もあるのでおすすめできません。
どうしても未経験からフリーランスとして活動をしたい方は、フリーランス支援が充実しているプログラミングスクールを検討する必要があります。
フリーランス支援が充実しているプログラミングスクールについて以下の記事で紹介しているので、お時間がある方はぜひ参考にして下さい。
テックエキスパート(TECH::EXPERT)-身につくスキル(学べること)